からほり新聞 第43号

からほり新聞 第43号

2018年(平成30年)1月31日発行


講師をしている大学の演習で毎年春に学生を空堀商店街に連れて行く。かれこれ10年になるが、空き家の活用方法や営業形態の変化が顕著である。特に商店街ではこれまで生鮮食料品や軽衣料、雑貨や文具などの日常買い廻り品の営業から、飲食形態の店舗へと変化している。約88店舗で構成される東西空堀商店街の61%にあたる54店舗が、現在飲食店として営業されていることは実に驚きだ。観光目的や働く場所で利用するなど、地域外からの需要が高くなっていると理解して良いだろう。また加えて、自主発行される地域紹介マップが数多く増え、多面的に紹介されることでウォーカビリティの高い町になっている。空堀に訪れる人の機械や動機が変わってきたのだろう。
(だんだん変わる人やまちの使い方で、変わらないものにする方法 Caseまちづくり研究所 松富謙一)

5月1日の大空襲の時には、勤め先の安治川工場が消失、逃げ道の安治川の市電通りには焼夷弾の雨が。100m先にいた友人が大火傷を負い、急いでその友を連れ防空壕に入りましたが、機銃掃射が始まりビシビシと弾のはじける音は凄まじく、土の中へ潜り込みたい気持ちで突っ伏していました。
(思い出すのも辛い被災した日々の思い出 荒木テイ子さん)

生産者と小売店との品評会にも積極的に参加し実際に人に会い、会話する中でその人自身の人柄やお米に対する気持ちなども考慮して何を扱うかを決めるんだそう。
「お米に対する消費者のニーズは変化しています。そこに柔軟に対応しながら、和食の根本にあるお米という存在を文化として残していきたい。農家がちゃんとつくれ、安心して提供できる環境づくりは築いていきたい」と飼手さん。
同じ袋に包まれたブランド米でも、上六米穀のお米が美味しいと評判になっていますがその理由を尋ねると。「なんとも言えないですが、いつもお世話になっている上六米穀の飼手さんnところに出荷するからと同じ品質のお米の中でも出来のいいものを送ってもらえているのかな?そこは生産者の方との信頼関係なので確証は持てないんですけどね」と笑います。
(快傑!からほり人 上六米穀 代表 飼手正洋さん)

からほり新聞 第43号

■ 発行/「からほり新聞」制作チーム(「非営利活動法人 高齢者介助の会」内)

特定非営利活動法人 高齢者外出介助の会 とは?

◆お年寄りの皆さんにより楽しく充実した日常生活を過ごして頂くために活動しています。

  • 外出介助(買い物、墓参り、通院など)
  • 暮らしサポーター(買い物、薬の受取、入院時支援など)
  • 車椅子貸し出し(お気軽にご利用ください)
  • 生きがい作り講座(童謡・唱歌を歌う会、布ぞうりなど)
  • ハーモニカ教室
  • 「からほり新聞」制作

◆活動に共感してくださる方がいらっしゃいましたら、ぜひ、一度、ご連絡をお願い致します。
 お待ち致しております。

所在地 : 大阪市中央区松屋町4-8メイツ松屋町1階
TEL&FAX : 06-6764-4002
Mail : odekake@helen.ocn.ne.jp

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